日動化学工業株式会社 – 福山市の界面活性剤・油剤の製造販売

会社情報

COMPANY

ごあいさつ

創業から積み重ねてきた日動化学工業の歴史

昭和59年3月、前職の営業所であり愛妻の田舎でもあった福山市神辺町にて創業。
この時社員は私ひとり、職場は自宅の軒下、しかも資本金は20万円という状態からスタートしました。
前職での染色・繊維の知識を生かし、デニムジーンズ業界をメインに界面活性剤及び油剤の製造販売を開始。
その後ジーンズ加工用セラミックストーンの研究開発、ジーンズ加工法として不定形紋様加工・皮革調加工の特許を続けて取得しました。

当時はジーンズ加工が今ほど認められておらず、相談されたらそれに答えるというやり取りを繰り返し、地元の繊維業者と共にジーンズ業界を盛り上げていきました。
その中でジーンズ製品の包装に関しての特許取得や、グラビア印刷、超音波によるチュービング加工、クリーニングカバー製袋加工などもスタート。
特にクリーニングカバーにおいては、全国シェアは年間1,000万mとなりました。

代表者

日動化学工業ならではの”ひと味違う”プラスα

代表者

例えばクリーニングカバーの製袋加工は、印刷されたフィルムと不織布を超音波で張り合わせ、通気性の良い袋を作成します。

一般の印刷工業ではそこまでですが、私達は「化学」の会社です。印刷の工程で防虫効果のある薬品を含浸・コーティングするなどプラスαを施します。
同じ商品でも、他社とは”ひと味違う”工夫をプラスするのが、「日動化学工業」ならではの商品づくりのモットーです。私達のような零細企業では、世の中をリードするような大きな仕事をするのは実際に困難です。

しかし零細企業ならではのフットワークの軽さと柔軟な発想力を武器に、大手がカバーしきれない小規模な市場をターゲットにしたニッチなビジネスを行っております。

その隙間を狙うためには、日々開発される新技術を注目し続けながら、私達ならではのひと工夫を加えてお客様にご提案していかないといけないと思っています。

仕事に対するポリシー

仕事をしていく上で大切にしていることがあります。それは「五感を使う」ということ。 例えばお客様に商品の使用感を聞く場合、電話で聞く事と、実際に会社まで行って目を合わせて聞く事では大きな違いがあります。

電話だと質問に対してピンポイントでしか答えが返ってきませんが、実際に会うことで声だけでは分からないニュアンスを感じたり、一見関係ない工場内の様子に気づくこともあります。
「見る」「聞く」もしくは「匂う」など、自分の体で感じた事は目に見えない知識として蓄積されていき、それがやがて「ひらめき」を生むのだと思います。そのひらめきこそが、ものづくりにとっては重要なことなのです。

疑問に思った事も、最近ではすぐにインターネットで調べて終わりということも多いですが、それだけではなく色んな人との意見交換から生まれることや、今までに経験した事からの応用によって、答えが出る事もあります。
仕事の領域だけではなく、様々な事柄に興味を持ち、体験してみることで生まれた疑問や経験、それが新しい商品を生み出すことにも繋がるのではないかと思っています。

代表者
代表者

教室の外に学んだこと

仕事に対するポリシーは、群馬県で過ごした少年時代の経験が基になっています。子どもの頃の私は、教室で机に向かって勉強するより、山や川などの自然の中で駆け回ったり、帰り道での工事現場などを眺めるのが好きな子どもでした。
作業が終わるまで毎日眺めているうちに、仕事の流れや段取りが分かってきて、現場の人が動く前に次の工程を察して手伝ったりしていたものです。
そのように実際に体を動かして体験してきた事が、ペンを持って勉強するだけでは分からない、様々な事を私に教えてくれました。
教室の中より外で学んだ事の方が多かったですね。

社会人になってからは、繊維会社で染色について勉強する傍ら、プロスポーツ選手を目指していました。
毎日朝3時に起きて毎朝100キロ走って会社まで通い、関西のプロのもとに弟子入りもしていました。

そんな生活は22歳まで続きました。その後は化学関係の会社に入り、独立したのは38歳の事です。

毎日一歩ずつ進んでいく

今後の展望ももちろんありますが、未来の事より、やはり毎日一歩ずつ着実に進み続けたいですね。
「365日のマーチ」という歌がありますが、私達は一歩も下がる事なく、小さな一歩でも前進し続けたいと思っております。常に新しい技術に取り組み、お客様に「日動化学工業なら解決できる」と思ってもらえるよう日々取り組んでまいります。毎日の努力による前進が積み重なり、「日動」の名の通り日本を動かす一歩になればと思っております。

会社紹介

日動化学工業株式会社

代表者

昭和59年、ジーンズ業界をメインにした界面活性剤及び油剤の製造販売からスタートした当社は、広島県福山市神辺町に本社、同じく箕島町に工場を構える界面活性剤製造会社です。

“日本を動かす”という意味でつけた「日動化学工業」の社名は、同時に”日々動き続ける”という意味でもあり、毎日新しいことに取り組み一歩ずつ進んでいくことが、やがては日本を動かすことに繋がるのではないかと日々努力を重ねております。

発想の柔軟性とフットワークの軽さが自慢

社員10名という小規模な会社だからこそ、チームワークの良さと小回りがきくフットワークの軽さで、大手企業には出来ない小規模マーケットでの顧客ニーズに素早く対応しております。 また、同じ製品でも他社とはひと味違うプラスαを加えること、その柔軟な発想力による”ひと味”も、私達「日動化学工業」の大きな売りとなっております。 「日動に相談すれば必ず解決してくれる」と思ってもらえるよう、正確かつ誠意ある対応を心がけております。

瀬戸内海の穏やかな風景を臨む箕島工場

瀬戸内海や工場の風景

現在活動の中心となっている箕島工場は、仙酔島を目前にした瀬戸内海を臨む場所に建っています。
この豊かな多島美を誇る瀬戸内の風景も、技術力や対応力に並んで、当社の隠れた自慢になっています。
私達も実り多いこの瀬戸内海のように、地元に貢献できる製品づくりを、今後もさらに行っていきたいと思っております。

会社概要

商号日動化学工業株式会社
代表者代表取締役 髙柳 恒五郎
事業場本社
720-2123 広島県福山市神辺町川北960-3
TEL:084-963-1187 FAX:084-962-3665
工場
721-0957 広島県福山市箕島町南丘6597
TEL:084-953-0270 FAX:084-953-9845
創業昭和59年3月1日
会社設立平成元年1月10日
資本金1,000万円
事業内容・界面活性剤及び油剤の製造販売
・ジーンズ加工用セラミックストーンの研究開発と販売
・グラビア印刷加工
・超音波によるチュービング加工
・クリーニングカバー製袋加工
役員・代表取締役 髙柳 恒五郎
関連会社有限会社 日動
ニチドー株式会社
取引銀行中国銀行
工業概況本社 敷地574㎡ 建物80㎡
工場 敷地2,200㎡ 建物1,600㎡
工場等の外観

アクセスマップ

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