シリコンカット

 シリコーン分子分解除去剤「シリコンカット」

シリコーン分子分解除去剤
シリコンカット

 

「シリコンカット」とは

 日動化学工業の「シリコンカット」は、様々な製品の製造工程や加工処理において、製品や金型へ付着・残留したシリコーンを効率よく除去することができるシリコーン分子分解除去剤です。


 特性上、容易に除去することができないシリコーンの分子に直接働きかけることによって、これまでは強力な溶剤や高温下での作業が必要だった除去作業を、安全かつ確実に行なうことができます。

シリコーンの特性 ~メリットとデメリット~

■シリコーンの特性 ~メリットとデメリット~

 無機と有機の性質を兼ね備えた合成樹脂「シリコーン」。耐水性・耐熱性・耐候性・耐薬品性に優れ、かつ高強度無色透明という特性を併せ持つシリコーンは、あらゆる産業分野で幅広く使われている素材です。しかし、その便利さの影に隠れた「デメリット」も同時に存在します。


 シリコーンは、表面張力が低く広がりやすい事から、型の細部にまで行き渡り、優れた離型効果を発揮します。この性質から、ゴム工業、樹脂工業、ダイカストなど、様々な分野において離型剤として活用されています。シリコーン離型剤のイメージ


  しかし、撥水性や耐薬品性に優れるという性質は同時に「残留しやすい」という弊害も産んでいました。金型に残留したシリコーン離型剤によって、成形品に穴が開いたり塗装にムラが起きるなど、後の工程に悪影響を及ぼす事も少なくありません。

残留シリコーンによる成形不良のイメージ

 

 多くの現場では、強アルカリの洗剤や溶剤などを使って無理やりシリコーンを除去していましたが、手間や安全性の面で課題がありました。そこで、シリコーン分子に直接働きかけて結合を切ることによってシリコーンを分解し、簡単な作業で除去することができる「シリコンカット」をおすすめします。


■こんな事でお困りではありませんか?

金型に残留したシリコーンの除去 プラスチック・樹脂成型ライン
・離型剤として使用したシリコーンが製品に付着し、後加工の塗装時に塗料が乗らなくなってしまう
・金型に残留したシリコーンが徐々に堆積して樹脂化し、成形時に形状の不具合が出るようになってしまった。

フィルム製造・加工ライン
・製造時に付着したシリコーンのせいで接着効果が薄れ、後工程に悪影響が出てしまう。


食品製造・加工ライン
 ・パンを製造する際、焼き型との型離れを良くするためにシリコーンが含まれた離型剤を使用しているが、
 焼き型の中で劣化し樹脂化したシリコーンが焼きムラの原因となってしまう。


半導体・電気部品製造ライン
 ・基板や電子部品の封止材としてシリコーンコーティングをする際、一度失敗すると簡単に除去できないため、
 製品自体には問題がなくても不良品となり出荷できなくなってしまう。


シリコーンオイル・シリコーン製品の製造現場
 ・パイプやローラーなど製造ライン内に残留したシリコーンを取り除くのに時間と手間、コストがかかる。


■シリコンカットが使われている製造ラインの一例

シリコンカット使用事例


■シリコンカットの特徴と強み

シリコンカットの特徴と強み 「シリコンカット」は、もともと繊維業の現場における柔軟剤や消泡剤のシリコーン除去を目的として開発されました。しかし、ぬれ性が良く少量でもすみずみまで均一に塗布できるシリコンカットは、IC金型などの複雑な成形物に残留したシリコーン除去に効果を発揮します。

 当社では、金属加工の現場からの意見を取り入れ、さらに金属が錆びにくい構造へ改良を重ねていきました。 シリコンカットを導入した現場では、10年以上ご愛用していただいている会社もあります。

 金属はもちろん、ゴム、プラスチックなど様々な製品のシリコーン除去に使用でき、除去時にカスを生成する事が少ないため、成形品の仕上がりも良好。 拭き取りでの使用に加え、溶剤でもなかなか除去する事が出来ない樹脂化してしまったシリコーンは、シリコンカットの浸漬により簡単に溶かす事が可能。用途に応じて選択する事ができます。また、作業現場のシリコーン汚染による二次災害防止にも効果を発揮します。


■シリコンカット導入事例 ~金型へ付着したシリコーンの除去~

「"シリコーンは落ちない"という常識が、覆りました。」

プラスチック・汎用樹脂モールド成型 N株式会社 Y様より

silicon_line2.png

シリコンカット導入事例 ~金型へ付着したシリコーンの除去~ プラスチック製品の成形機で、あるメーカーの離型剤を使用していました。効率よく成形品を取り出すためには欠かせないのですが、高温で成型する作業を繰り返すうちに金型の隅に残留していたシリコーンが劣化し、成形品にスポットが空いてしまう等の不具合に悩まされていました。しかし、これまでの経験上「シリコーンは簡単には落ちない」と思っていたため、シリコーン除去剤と聞いてもあまり期待はしていませんでした。

 しかし、試しにシリコンカットをウエスに染み込ませて金型を拭いてみると、あっという間にシリコーンオイルを拭きとることができたんです。しかも、樹脂化した固形のシリコーンは落とせないだろうと思ってたら、一定時間浸け込むことによってカチカチだったシリコーンが柔らかくなり、簡単に除去することができました。これには製造ラインのスタッフもみんな驚いていましたよ。

 使い方や容量など、何度かアドバイスを受けながらテストを行ない、今では製造ラインに欠かせない存在として活躍してもらってます。「今までの苦労は何だったんだ・・・」という声も聞こえてくるくらいなので、もっと早く知っていればよかったと思っています。


シリコンカットによるシリコーン樹脂溶解実験

■固形化(樹脂化)したシリコーンにも
 効果を発揮!

 小さくカットしたシリコーンゴムを、ボトルに入れたシリコンカットの中に漬け込む実験を行いました。入れた瞬間から溶解が始まり、少しずつ溶け出したシリコーンゴムが容器の中に滲んでいきます。

 素材の特性や大きさにもよりますが、一定時間放置しておくとシリコーンゴムは完全に溶解し、跡形もなくなります。溶剤では絶対に落とすことができなかった固形化したシリコーンも、含浸させておくだけで簡単に除去することが可能になります。

 実際にシリコンカットを使用している製造現場においては、作業時間を短縮するために含浸させたシリコーンに対して超音波振動をかけ、効果を促進させているケースもあります。

■開発担当者より

開発担当者より お客様の声から生まれた「シリコンカット」。今では数多くの企業様に導入していただいていますが、製造現場において解決しなければならない課題はまだ数多くあります。

 ぜひ、皆様が現在抱えておられる課題や不満をお聞かせください。そのお声を今後の商品開発や品質改良に活かしていくことで、少しでも解決できるよう、取り組んで行きたいと考えています。



■導入をご検討の企業様へ

まずはお気軽にお電話かお問合せフォームよりご連絡ください。どんな現場やどんな場面においてシリコーン除去を必要とされているのか、詳しくお聞ききした上で用途や目的に応じたシリコンカットの使用方法をご案内します。また、ご要望があればシリコンカットのサンプルをお送りし、実際の現場環境において効果や使用感をお試しいただくことも可能です。


■お問合せ方法

 お電話(TEL:084-953-0270)にてご連絡いただくか、下記のお問合せフォームに必要事項をご入力の上、送信してください。折り返し担当者よりご連絡させていただきます。


シリコンカットに関するお問合せ

日動化学工業と創る

お問合せ
アクセスマップ 社長メッセージ IEM製品の開発 顧客ニーズに合わせた飽くなき挑戦が日動化学工業を支えています。
▲ページトップへ